【令和6年度】福岡県公立高校入試「難易度予想・過去の出題傾向分析」

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【令和6年度】福岡県公立高校入試「過去の難易度分析と所感」です。

平成17年度入試からずっと下がり続けてきた福岡県公立入試の平均点。生徒たちの学力の低下ではなく、入試問題そのものが難化したことの影響です。それでも、全国的に見れば、総じて簡単な入試問題レベルにあります。とりわけ、福岡県の数学の問題においては、問題数並びに正答率のバラツキが大きく改善の余地を残していると言えます。他の都道府県にみられるように、学校別の選択問題などでバランスをとることも選択の1つと考えています。

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令和6年度福岡県公立入試の出題予想

<国語>
国語の作文については、図表を活用し、条件を整理しながらを伴う問題。また知識問題(漢字の部首、筆順、四字熟語、熟語の構成、辞書の使い方など)で差が出る傾向があるので、1点、2点をしっかり積み重ねていきましょう。余裕がある人は、和歌や短歌にも注意。

<数学>
数学は、例年と変わらないと予想。もし変化があるのであれば、規則性や、誤差や有効数字、循環小数など数の性質についての問題に注意。対策としては、方程式の文章題、関数、図形とオーソドックスな問題を解き、間違った問題は、類題までセットでやろう。

<社会>
持続可能な社会の実現という観点から鉱産資源を絡めた問題(石油、中東(カタール、APEC、ロシア)に注意。グラフ・資料(及び史料)の読み取り問題についてのトレーニングも意識しておこなっておきましょう。

<理科>
電流、遺伝、いろいろなエネルギー、新素材など日常生活絡めた問題。

<英語>
多様な社会や価値観を語った会話文や長文の内容。具体的には、LGBTQ、移民、伝統文化など。実際に解答するにあたっては、一文一文を分析すると分詞、関係代名詞、5文型などを含む文がキーセンテンスになるので注意。

平成5年度福岡県公立入試の分析

学年が異なる単元を組み合わせた問題が増えてきました(例:箱ひげ図とヒストグラム)。また、数学では、正答を導くまでの道筋をしっかり組み立てることがより重要になってきました。普段の勉強から、正解不正解といく結果に一喜一憂するのでなく、たとえ正解した場合でも、他にもっとよい解法はなかったのかと普段から、あと1歩踏み込んだ学習が大切です。

平成4年度福岡県公立入試の分析

社会を筆頭に、資料、図表をと読み取りは減り、基本事項を問われる問題が増加。時事問題に絡めた持続可能な開発目標(SDGs)などの問題は、例年通り出題される。例年より、基礎の積み上げが重要な年度でした。

平成3年度福岡県公立入試の分析

国語、数学で、出題形式の変更はありました。国語は得点はしやすくなった一方で、数学は難しくなった印象。途中の過程をしっかり記述することで、部分点は取りやすくなりました。時事問題を絡めた問題は、ここ数年の傾向。今年は、SNSや少子高齢化などが出題。

平成29年度福岡県公立入試の分析

平成29年度の入試の平均点は164点となりました。来年度の平成30年度入試おける平均点も、今年の平均点の±10が想定されるでしょう。留意点としては、試験時間の延長、新傾向の問題(数学)、時事に絡んだ問題(社会・理科)、自分の意見を述べる記述(国語・社会)などとなります。十分な対策をとり、受験に臨みましょう。

平成28年度福岡県公立入試の分析

平成28年度の入試の平均点は166点となりました。来年度の平成29年度入試おける平均点も、今年の平均点の±10が想定されるでしょう。今年の受験生におかれましては、そのあたりを見越した勉強が必要になってくるでしょう。

平成27年度福岡県公立入試の分析

平成27年に下げ止まった平均点ですが、平成28年度入試も170点から±10の範囲の平均になることが予想されます。上限の180点を想定し、各高校の目標点を設定し、戦略的に点数を積み上げていくことが必須になります。今回、表に示している点数を目標にし、本番でクリアできれば、高校入学後もいきなり学校の授業についていけないということは考えにくいです。

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