【速報】平成28年度福岡県公立入試問題分析と平成29年度に向けて

平成28年度福岡県公立入試問題分析と平成29年度に向けて

平成28年度(2016)福岡県公立入試問題は、良問ぞろいのいい問題だったと言えます。暗記型では、得点が難しくなってきているのは、今年度も同じでした。改善点があるとすれば、数学でしょう。今年もまた正答率が5%以下になるであろう問題がありました。正答率が、5%以下になる問題をなくし、その分、正答率が20~30%前後になる問題を数問増やすことと正答率が90%以上になる問題減らしバランスをとることが望まれます。または、問題数を増やし、各高校の裁量によって問題が選べるなどの処置も考えていいのではと思います。

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平成28年度(2016)福岡県公立入試問題、各教科の分析

国語

・難易度は、ここ数年と変わらず。福岡県の入試問題は、他の県と比べても良質ないい問題です。しっかり、日ごろから勉強なり対策をしていないと点数に差が生まれる問題になっています。

・平成29年度に向けての国語の対策
毎日5分で構わないので、知識問題に触れることが大事です。知識問題とは、漢字の読み書き・漢字の部首、構成、画数、書き順、ことわざ、故事成語、慣用句。そして、文法でしょう。

国語は、まさに日常力。テスト前に、いざ対策をとっても、意外とやることが多く、的を絞ることができません。こつこつ毎日、知識問題に触れておく習慣が大事です。日々の学習は、点に表れませんが、のちにち、それが点につながってきます。それが国語のおもしろいところです。

数学

・難易度は、例年通り。先ほども述べたように、数学は、正答率のいい悪いが極端に出ますので、いかに50%以上の問題をミスなく解答できたかによります。

・平成29年度に向けての数学の対策
まずは、計算力を鍛える。教科書でいえば、章末問題までの力が必要です。計算力を鍛えるコツは、計算にケアレスミスは存在しないという事実を認めること。意外に、ケアレスミスと言っている人ほど、計算の仕方がわかっていなかったり、計算を遠回りして解いていたり(効率よく計算していない)するものです。そして、各種計算において、九九のように解けるようになるまでは、途中式もしっかり残しておくことが必要です。数学の勉強に消しゴムはいりません。

また、割合(文章題)、確率、図形の証明、比(面積、線分)、空間(各種体積、パターン)、関数の利用については、体系的に学ぶ必要があります。各単元を入試実践力まで鍛えるのに、数学が得意な子でも、1つの単元で1か月はかかります。余裕を持って、力つけていこうとしたら、今から行っていく必要があります。

社会

・難易度は、例年通り。より暗記力でなく、日常力が問われる入試となりました。完全に暗記では点数がとれなくなっています。暗記は当たり前。うまくそれを日常の情報とリンクさせて、分析・表現する力が問われています。

・平成29年度に向けての社会の対策
ニュースを見る習慣をつけて、それに加えて、そのニュースに出てきた国や地域、または用語について、教科書や地図帳を見て確認する習慣が大事です。付箋のメモなどを用意して、自分なりの意見やニュースで言っていたことを記録しておくのもいいでしょう。何気ない日々の習慣ですが、必ず後々点数に結びつきます。

理科

・難易度は、例年通り。いい問題だったのではないでしょうか。勉強をした人は、高得点が狙えた問題だったと言えます。努力が報われやすい標準かつ一部に応用問題があるいい問題でした。

・平成29年度に向けての理科の対策
毎年言われることですが、実験です。実験は、なかなか家での学習が難しいですので、学校での実験では、率先して、自ら手を動かしてみましょう。そのあと、今は、NHKの教育動画やyoutubeの無料で開放されている動画で復習するのが望ましいでしょう。学校で、自ら手を動かしていれば、動画を見ることで、よりイメージはしやすいですし、定着も図れます。

また、記述問題では、「何を聞かれているのか。」をいつも確実に念頭に置きながら解答することが大切です。記述対策をしている人が陥りやすいのですが、問題を読まずに、日ごろ勉強したのが出た!とばかりに、記入してしまうと、実は、いつもと違うことを聞かれていたなんてことは、少なくありません。今年の入試でも、ありました。早押しクイズではないのでは、しっかり問題文を読みましょう。

英語

・難易度は、例年通り。一方で、英語が苦手な子は、点数がとりにくい問題だったと思います。またリスニングの大問数が増えた(事前に予告)ばかりでなく、若干英語のスピードが速くなった印象です。私立高校の入試のように、単語、連語、文法を覚えるだけは点数がとれないのも特徴です。

・平成29年度に向けての英語の対策
直接出題されることがないといっても、語彙力(単語<アクセント・発音含む>、連語、構文)は日ごろから5分でもいいので、毎日やっておく必要があります。私立の入試にもつながっていきますし、もちろん、それは高校での学習でも必要です。

また、リスニングへの対策は、不可欠です。意外ですが、毎回授業でやってくれる学習塾はありません。また個別指導では、音漏れや口に出して発声させたりするのは、物理的に無理ですので物理的に難しいです。ですので、日々の学習としては、自分で意識した対策が必要になります。今では、スマホアプリやyoutubeの無料レッスンなどを利用して効率的に学習できます。スマホアプリでは、無料かつ、ディープラーニングにより、やればやるほど、自分にあった問題や音声スピードでトレーニングを積むことができます。日本語を習得したように、やはり触れている時間によって、大きくリスニングの力は差が開きます。どうせなら、スピーキングの力も一緒につけてしまえるように、スマホアプリを活用するのも1つの手です。学校や塾の先生には、英語は教えられるけど、話せる先生は意外と少ないものです。

総括

総じて、いい入試問題だったと言えるのではないしょうか。より日常力が試される入試だったと言えます。何気ない日常を、ちょっと意識するだけ1年後大きな差となって点数に表れます。「毎日、5科目に触れる、ニュ-スを見る、リスニングに触れる。」ことです。最初は、毎日5科(1科目5分~10分)で30分前後、ニュ-スは冒頭の15分、リスニング15分の合計1時間からで構いません。毎日のこの1時間の積み重ねでしか、学力はつきませんし、人生は変えることはできません。毎日の5科は、手前味噌ですが、こういう(例:高校入試直前チェック5科No.20:単位変換、戦後の改革など)のもおすすめです。

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