【中3理科】中和と塩

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今回は、中和と塩について学んでいきます。

中和と塩

酸性の水溶液とアルカリ性の水溶液を混ぜ合わせると、それぞれの性質をたがいに打ち消しあう反応が起こります。この反応を中和と言います。中和によってできた物質を塩(えん)と言います。

  • 例:「塩酸と水酸化ナトリウム水溶液 → 塩化ナトリウム(食塩)」

塩酸と水酸化ナトリウム水溶液を混ぜ合わせると、塩化ナトリウム(食塩)という「塩」(えん)ができます。またこのとき、同時に水ができます。

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中和反応

中和反応は、塩酸と水酸化ナトリウム水溶液だけで起こるものではありません。以下、いろいろな中和反応を記してみます。

  • 塩酸 +水酸化ナトリウム水溶液 → 塩化ナトリウム(食塩) + 水
  • 硫酸 + 水酸化バリウム水溶液 → 硫酸バリウム(白い沈殿) + 水
  • 硝酸 + 水酸化カリウム水溶液 → 硝酸カリウム + 水

中和と中性

塩酸に水酸化ナトリウム水溶液を加えていったときの水溶液の変化です。中性になったときの水溶液は、塩化ナトリウム水溶液(食塩水)です。酸性の水溶液とアルカリ性の水溶液を混ぜ合わせると必ず中和が起こり、酸性の性質とアルカリ性の性質を打ち消しあいます。これにより、中性の水溶液になります。

中和と塩 練習問題

1.(   )に適語を入れよ。

  1. 酸性の水溶液とアルカリ性の水溶液を混ぜたとき互いの性質を打ち消し合う反応を(   )という。
  2. 酸性のもとである水素イオンとアルカリ性のもとである水酸化物イオンが反応すると(   )になる。
  3. 酸とアルカリを混ぜたとき酸の陰イオンとアルカリの陽イオンが結びついてできる物質を(   )という。

2.うすい水酸化ナトリウム水溶液10cm3にBTB溶液をいれ、そこにうすい塩酸を少しずつ加えていった。塩酸を12cm3加えたところで水溶液の色が緑色になり、そのあともさらに塩酸を加えていった。次の問いに答えよ。

  1. 塩酸を10cm3加えたときの水溶液の色は、何色か。
  2. 塩酸を10cm3加えたときに水溶液中に最も多く存在するイオンを答えよ。
  3. 塩酸を12cm3加えたときに水溶液中に存在するイオンを答えよ。
  4. 塩酸を15cm3加えたときに水溶液中に最も多く存在するイオンを答えよ。
  5. 同じ濃度の水酸化ナトリウム水溶液15cm3を中性にするには、実験で使った塩酸何cm3を加えればよいか。

解答

1.

  1. 中和

2.

  1. 青色
  2. ナトリウムイオン
  3. ナトリウムイオンと塩化物イオン
  4. 塩化物イオン
  5. 18

酸性の水溶液の性質

酸性の水溶液は、青色のリトマス紙を赤色に変えます。また、緑色のBTB溶液を入れると、黄色に変化します。マグネシウムリボンを入れると、水素が発生します。(塩酸・酢酸・炭酸水など)

「酸」
「酸」とは、二酸化炭素など、水溶液にしたときに酸性を示す物質のことです。

アルカリ性の性質

アルカリ性の水溶液は、赤色のリトマス紙を青色に変えます。また、緑色のBTB溶液を入れると、青色に変化します。(水酸化ナトリウム水溶液・石灰水・アンモニア水など)

「アルカリ」
「アルカリ」とは、水酸化カルシウムなど、水溶液にしたときにアルカリ性を示す物質のことです。
中和反応で生じる物質

確認【中3理科】酸・アルカリの性質

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