地図記号と地形図のテスト問題です。そのほかに、地形図、縮尺、ハザードマップなどについてもふれています。入試でも頻出度が高いところですので、しっかり暗記して、実際に地図上で見つけられるようになりましょう。
地図記号と地形図のテスト問題
【問1】以下の➀~㉗の地図記号について答えなさい。
【問2】下の2万5千分の1の地形図を見て、この土地の特徴を1つ答えなさい。
地図記号と地形図のテスト問題の解答・解説
【問1】
①神社 ②寺院 ③保健所 ④発電所 ⑤畑 ⑥病院 ⑦灯台 ⑧茶畑 ⑨税務署 ⑩田 ⑪小学校,中学校 ⑫消防署 ⑬水準点 ⑭市役所 ⑮城跡 ⑯針葉樹林 ⑰警察署 ⑱工場 ⑲三角点 ⑳裁判所 ㉑温泉 ㉒村役場,町役場 ㉓桑畑 ㉔広葉樹林 ㉕高等学校 ㉖交番 ㉗果樹園
特に①神社 ②寺院 ㉔広葉樹林 ㉕高等学校 ㉖交番 ㉗果樹園などは、よく出題される地図記号群となります。
【問2】
(例)果樹園が多く分布している谷口から広がる傾斜に扇状地がある。
地形図は、地表にあるものの位置・高さ・形などを計測し、規則に従って縮めたもので表したものです。その縮める割合を縮尺といいます。地形図には、5万分の1、2万5千文の1などの縮尺があります。
- 地形図…土地利用のようすを地図記号で示しています。土地利用のようすをわかりやすく読みとれます。
- 空中写真…住宅や道路などをみたままに移しています。地形図の作成や都市開発などに利用されます。
- 等高線…地表の同じ高さのところを結んだ線。等高線の間隔が広いほど傾斜はゆるやかです。山頂や等高線の途中は。その場所の標高となります。
- 谷と屋根…標高が高い側からみて、等高線がV字に曲がっているところが谷。逆方向に曲がっているところが屋根となります。断面図をつくるとわかりやすくなります。
防災への対応
県や市町村では、地震や川のはんらんなどによる被害を予測したハザードマップを作っています。このマップには、災害発生時の避難場所なども示されています。
- 公助…国や県、市町村などが災害時に救助や支援を行うこと。
- 自助…自分自身や家族を守ること。
- 共助…住民どうしが協力して助け合うこと。
以上が、【中学地理】地図記号と縮尺となります。テスト前には、いつも確認しておきたいですね。
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