【中学生用】慣用句一覧(高校入試・定期テスト対応)です。今回は、慣用句についてまとめています。慣用句、ことわざ、故事成語など代表的なものは、一般常識としても、おさえておきたいところです。
慣用句
慣用句とは、2つ以上の言葉が結びついて、特定の意味を表す言葉のことです。大きく3つの関係性で分類してみましょう。
体に関係する慣用句
- 足が棒になる <意味>歩き回りすぎて、くたびれること
- あいた口がふさがらない <意味>あきれてものが言えないこと
- あごがはずれる <意味>おかしくて大笑いすること
- 腕をみがく <意味>自分の技量をきたえ、より優れたものにすること
- 顔から火が出る <意味>はずかしくて、顔を赤めること
など
動植物に関係する慣用句
- 馬が合う <意味>人と人との気が合うこと
- すずめの涙 <意味>大変少ないこと
- 花を持たす <意味>相手に名誉をゆずること
- 根ほり葉ほり <意味>細かいことまで何もかも残さないようにすること
- 竹を割る <意味>性格がさっぱりしていること
など
生活に関係する慣用句
- 水に流す <意味>過去にあったことを、すべてなかったことにすること
- 筆が立つ <意味>文章を作ることが上手なこと
- 火に油を注ぐ <意味>物事の勢いを一段と激しくさせること
- 脂が乗る <意味>仕事が調子にのって、進んでいくこと
- 家を傾かせる <意味>家の財産をなくしてしまうこと
など
特に、高校入試の場合、体に関係した慣用句の問題がよく出題されるので、注意しておきましょう。
慣用句の例題
次の( )に体の一部を表す漢字を入れて、慣用句を使った文を完成させよ。
・強豪校と対戦したけれど、まったく( )が立たなかった。
<解答>歯
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