【中学漢字】熟語の構成のポイントと練習問題

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最近の印象として、知識問題の中でも、漢字についての出題が目立つということです。部首、構成、筆順、対義語、熟語の読みなどですね。この辺も、最低限のこととして、また1つの常識としておさえておきたいところです。今回は、漢字の熟語についておさえておきます。

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漢字の熟語の構成

以下、大きく7つの分け方ができます。
(1)同じような似た意味の漢字を重ねたもの
(2)反対の意味を表す字を重ねたもの
(3)上の字が下の字を修飾しているもの
(4)下の字が上の字の目的語・補語になっているもの
(5)上の字が主語で、下の字が述語のもの
(6)上の字が下の字の意味を打ち消しているもの
(7)長い熟語を省略しているもの

同じような似た意味の漢字を重ねた熟語

(例)岩石、温暖、豊富、増加など

反対の意味を表す字を重ねた熟語

(例)高低、善悪、明暗、往復など

上の字が下の字を修飾している熟語

(例)黒板、明月、曲線など(黒板→黒い板)

下の字が上の字の目的語・補語になっている熟語

(例)着席、読書、結審、乗車など
【見分け方】下の漢字に「~に」「~を」を付けて上の字を動詞として読んでみる。
着席→席に着く 読書→書を読む

上の字が主語で、下の字が述語の熟語

(例)市立、頭痛、地震、人造など

上の字が下の字の意味を打ち消している熟語

(例)非常、無害、不幸、未定など

長い熟語を省略している熟語

(例)特急、入試、高校など(特急は、特別急行を省略)

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熟語の構成の練習問題

次の熟語の構成の説明に合っている熟語をあとからそれぞれ一つずつ選び記号で答えなさい。
①上の漢字が主語で、下の漢字が述語のもの
②上の漢字が下の漢字を修飾しているもの
③反対・対応の意味を表す漢字を重ねたもの
④下の漢字が上の漢字の目的語・補語になっているもの

ア詳細
イ国立
ウ岩石
エ得失
オ帰国
カ親友

熟語の構成の練習問題の解答

①イ
②カ
③エ
④オ

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