【中学公民】国際連合のしくみと安全保障

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今回は、国際連合についてのまとめています。昨今、グローバル化、テロリズムなどボーダレスになりつつある中で、「国際」関係をキーワードにした出題の割合は増加傾向です。中でも、国際連合については大事なところとなります。

国際連合

国際連合は、世界の平和を維持することを目的に、1945年、国際連合憲章を採択して成立しています。国際連合のしくみとはたらきについてみていきます。

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国際連合のしくみ

  • 総会…全加盟国からなり、年に1回、定期的に開かれます。
  • 安全保障理事会…アメリカ、ロシア連邦、イギリス、フランス、中国の5か国の常任理事国と10か国の非常任理事国が開催。

常任理事国は、安全保障理事会で、常任理事国のうち1国でも反対すると採決できないという拒否権をもつ。

国際連合のはたらき

  • 世界の平和と安全を維持する…平和維持活動(PKO)で、紛争地域での停戦の監視などを行う。
  • 世界の人々のくらしを向上させる…WHO(世界保健機構)などの専門機関及び国連児童基金(ユニセフ)などの国際機関が活動しています。

参考【中学公民】国際機関の略称(アルファベットの頭文字)のまとめ

日本の安全保障

大きな流れを知るうえでの年表は、以下のようになっています。

出来事
1947 日本国憲法施行
1950 朝鮮戦争勃発
1951 日米安全保障条約
1954 自衛隊・防衛庁発足
1956 国際連合に加盟
1960 新日米安全保障条約
1963 部分的核実験禁止条約
1965 ベトナム戦争激化
1970 核兵器拡散防止条約
1971 非核三原則国会決議
1991 湾岸戦争
1992 PKO協力法

上記については、関連した設問が予想されます。以下記述してあることについては、頭に入れておきたいところです。

  • 日本国憲法については、こちら【中学公民】日本国憲法
  • 日米安全保障条約締結の時の内閣総理大臣は、吉田茂であり、同日には、サンフランシスコ平和条約も結ばれています。
  • 朝鮮戦争では、アメリカ軍からの日本国内の各種企業に対する発注が急増。この受注によって輸出が伸び、日本経済は戦後の不況から脱することができました。これを、朝鮮特需と言います。さらに、これがきっかけとなり日本は高度経済成長期へ突入していきます。
  • 国際連合加盟のきっかけは、それまで、冷戦中でソ連など社会主義諸国の反対によってなかなか実現しなかったわけですが、1956年の日ソ共同宣言とソ連との国交回復によってこの障害がなくなったためとされています。
  • 新日米安全保障条約と日米安全保障条約の違いですが、新日米安全保障条約は、『日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約』と、相互条約という表向きは対等な条約となっています。また地位協定も交わすようになりました。
  • 部分的核実験禁止条約は、アメリカ・イギリス・ソ連の三国によって締結。大気圏内外と水中の核実験は禁止されましたが、地下実験は容認された。また当初はフランスと中国が参加しませんでした。また、1998年には国連総会の場で包括的核実験禁止条約(CTBT)が成立しましたが、アメリカを始め批准をしていない国が多く、まだ実効的になっていません。

新しい戦争

新しい戦争は、地域紛争、テロリズム、サイバー戦争とに分けられます。

  • 地域紛争…民族紛争というべきもので、多くの難民が発生し、後に貧しい生活が強いられるようになります。
  • テロリズム…2001年9月11日のアメリカでの同時多発テロ、それからイギリス、フランスなど各地で宗教の違いや貧しさを背景に頻発するようになりました。組織化された武将集団が行動を起こすことが特徴。
  • サイバー戦争…ネット技術を駆使し、国家の機密情報を盗み取る行為などに代表されます。

これに関連して、

  • UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)…難民に国際的な保護を与える活動を行っています。緒方貞子さんが最高責任者になったこともあります。
  • UNCTAD(国連貿易開発会議)…世界の経済格差の問題の解決に取り組む国連貿易開発会議
  • PKO(国連平和維持活動)…加盟国から人員が集められ,停戦後の紛争地などで停戦監視,軍の撤退,難民帰還支援,人道的援助などを行う活動。

なども覚えておきましょう。

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