定期テストで、試験範囲になっていれば、100%出題されるところです。しっかりおさえていきましょう。
二次関数のグラフの特徴のポイント
- 原点を通る(頂点は、原点である)
- y軸に対称
- 放物線になる
- a>0のとき、上に開く。a<0のとき、下に開く。
- aの絶対値が大きくなるほど、開きはせまくなる。
- aの絶対値が等しく、符号がことなる2つのグラフの組は、x軸に対称。
二次関数のグラフここで差がつく
たとえば、y=2x2のとき、x<0の範囲では、yは減少し、x>0の範囲では、yは増加する。
1次関数と2次関数のグラフの違い
種類 | 1次関数 | 2次関数 |
式 | y=ax+b | y=ax2 |
a | 比例定数(傾き) | 比例定数 |
b | 切片 | |
変化の割合 | 一定 | 一定でない |
特徴 | 直線 | 原点を通る |
傾き=変化の割合=平均の速さ | y軸に対称 | |
a>0で右上がり | a>0で上に開く | |
a<0で右下がり | a<0で下に開く | |
平行だと傾きは同じ | aの絶対値が大きくなると開きが小さくなる | |
切片はx=0のときyの値 | aの絶対値が同じで符号がことなるとx軸に対称 |
2次関数のグラフの特徴の練習問題
次の問いに答えなさい。答えは、次の関数の中からすべて選び、記号で答えよ。
(ア)y=-x2 (イ)y=2x2 (ウ)y=-3x2 (エ)y=1/4x2
(1)yの値がつねに0以下である。
(2)グラフが関数y=3x2のグラフとx軸について対称である。
(3)グラフの開きがy=x2 のグラフより大きい。
2次関数のグラフの特徴の練習問題の解答
(1)アとウ (2)ウ (3)エ
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