【中学地理】日本の地域的特色のポイント

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世界と比べた日本の山地の状況ですが、環太平洋造山帯アルプス・ヒマラヤ造山帯では地震や火山の噴火が多いです。日本は、その環太平洋造山帯に含まれます。

練習問題もありますので、最後に確認しましょう!

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日本の地域的特色

日本の主な山地
国土の面積の約75%が山地。日本アルプス(飛騨・木曽・赤石山脈)の東にフォッサマグナがあります。火山は、温泉・地熱発電などに利用されます。

日本の川の領域

日本の主な川
日本の川は、世界に比べ流域面積が小さく、短い距離を一気に海に流れ込みます。上流で削られた土砂がたまに平野や盆地を形成します。

日本の平野

日本の主な平野

  • 扇状地…川が山間部から出たところにできる緩やかな傾斜地。中央部で水が地下に染み込みやすく果樹園として利用しています。
  • 三角州…加工に細かい砂や泥がたまってできる平らな地形。水田として利用
  • 台地…川や海沿いの平地より一番高い土地で、畑や住宅地の利用が多いです。

日本の海岸と海流

日本の海流

  • 海岸…小さな岬と湾が入り組んだリアス式海岸では養殖が盛んです。砂浜海外は海水浴場や畑に利用しています。南部の珊瑚礁に囲まれた海岸は観光資源となっています。埋め立てや干拓による人工海岸も増えています。
  • 海流…暖流の黒潮(日本海流)と対馬海流寒流の親潮(千島海流)などが流れます。近海には大陸棚が広がり、太平洋側には海溝が伸びています。

日本の気候の特色

  • 特色…温帯の気候で四季の変化がはっきりしています。また、梅雨・台風・冬の雪により降水量が多いです。
  • 気候区分…北海道の気候は冬は寒く夏も涼しいです。日本海側の気候は、北西の季節風の影響で雪が多いです。太平洋側の気候は冬は晴れの日、夏は降水量が多いです。内陸の気候は、夏と冬、昼と夜の気温差が大きいです。瀬戸内の気候は、年中温暖で降水量が少なく、南西諸島の気候は冬でも温暖で雨が多いのが特徴です。

日本のさまざまな自然災害と防災

  • 地下の活動による災害…地震による揺れや津波、火山の噴火による火砕流の発生したりします。
  • 気象の災害…東北地方では、やませの影響で冷害がおきやすいです。台風は、強風・高潮・洪水・山崩れなどをもたらします。雨が不足すると干ばつが起きます。現在は、防災ハザードマップ作成で被害を抑える取り組みがあります。

日本の人口の変化

  • 人口構成…日本の人口は、約1億2700万人。少子化と高齢化が進み、老年人口が7%超えると高齢化社会となります。
  • 人口分布…東京・大阪・名古屋の三大都市圏では過密。農村・山間部・離島では過疎になっています。

世界の人口分布と変化

  • 人口分布…世界の人口は約69億人(2010年)
    人口密度=人口÷面積で、東アジア・南アジア・ヨーロッパなどで人口密度が高く、乾燥地域、寒冷地域では低いです。
  • 人工の急増…衛生医療の推進が上がり、死亡率低下します。アジア・アフリカの人口が急増している状況を人口爆発という。
  • 人口構成…発展途上国では人口増加率が高く、人口ピラミッドは、富士山型。先進国は、出生率と死亡率、人口増加率が低くつぼ型

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