【中1理科】植物の葉のつくり

植物の葉のつくり、はたらきについては、入試でも出題されることが多い単元でもあります。違いや分類について、おさえておきましょう。

葉のつくり

葉の表面にはたくさんすじが通っているのが特徴で、これを葉脈(ようみゃく)といいます。また、葉脈の模様は大きく2種類に分けられ、一つは葉脈が網の目のように広がっていく網状脈(もうじょうみゃく)と、もう一つは葉脈が平行に走っている平行脈があります。葉を切断してその断面図を見ると、たくさんの小さな部屋のようなものが観察されます。この小さな部屋のようなものを細胞といいます。また、葉の表面、特に裏側に多く見られるのが気孔(きこう)とよばれる小さな穴があります。

(入試対策)
双子葉類の網状脈と単子葉類の平行脈との分類

  • 双子葉類、網状脈…アサガオ、サクラ、ツバキ、アグラナ、エンドウ、サクラ、ツツジなど
  • 単子葉類、平行脈…ユククサ、ユリ、トウモロコシ、イネ、アヤメ、オオカナダモ、チューリップなど
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葉のつくりの用語

葉についての用語についてみていきます。

葉脈

葉脈とは、葉の表面に見られるすじのようなもので、根で吸収した水や水に溶けた養分を通す管である道管と、葉でできた養分を通す管である師管が合わさったもの。
(※注意)茎のつくりでは、道管と師管が集まりを維管束(いかんそく)という。葉では、葉脈、茎では、維管束という。

気孔(きこう)

葉や茎にある小さな穴のことで、特に葉の裏側に多くあります。気孔は三日月形の細胞である孔辺細胞に囲まれたすき間のことで、植物がとり入れたり出したりする気体の出入り口となっています。

蒸散

孔辺細胞は気孔の開閉を行っていて、日差しが強くなり、気温が高くなると気孔を開き植物内の水分を水蒸気として空気中に放出させる植物の働き。

(記述対策)蒸散によって、植物の体温を調節したり、根で水の吸収を促進させたりしています。

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応用:葉のつき方

植物の葉のつき方は、どの葉にも十分に日光が当たるように、重なり合わないようについおり、葉のつき方は次の3パターンに分かれます。

  • 茎の一か所に葉が一枚だけついている。(例)サクラ、アサガオ、ツユクサ、ヒマワリ
  • 茎の一か所に2枚の葉が向かい合うようについている。(例)アジサイ、ホトケノザ、ハコベ
  • 茎の一か所に複数の葉が茎を取り囲むようについている。(例)ホウセンカ、キョウチクトウ、クガイソウ

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