【中1理科】植物のはたらきのまとめ

植物は生きていくうえで3つのはたらきを行っています。「蒸散」「光合成」「呼吸」の3つです。入試では、蒸散の実験を中心に、高い出題率の単元です。しっかり1つひとつおさえていきましょう。

蒸散

蒸散とは、植物が植物体内の水分を水蒸気として、気孔から空気中に放出する現象です。植物内の水分を「水蒸気」という気体にして、葉の裏側に多く存在する気体の出入り口である「気孔」から空気中に放出します。大気中の酸素や二酸化炭素などは、主に気孔を通して出入りします。

スポンサーリンク

ここも一緒に復習

■ 酸素の性質…水に溶けにくく、ものを燃やすはたらきがあります。(火のついた線香を酸素の中に入れると、線香が炎をあがえて燃えます。

■ 二酸化炭素の性質…水に少し解ける(水溶液は酸性になります。)、石灰水を白く濁らせる。青色や緑色のBTB液を黄色にする。

ここが狙われる

・植物が蒸散をする理由。
 1つ目は、根で水分を吸収するためです。
 2つ目は、植物の体温調節のためです。

【中1理科】蒸散と気孔
【中1理科】蒸散と気孔です。蒸散、気孔のほか、蒸散の対照実験もみていきます。また、その途中にでてくる、葉脈、双子葉、単子葉類などあいまいな用...

光合成

光合成とは、植物に日光が当たると、葉や茎の細胞にある緑色の葉緑体で、二酸化炭素と水を原料としてデンプンをつくりだすはたらきです。植物は動物とは違い、養分を外部から摂取することができません。なので、自ら養分であるデンプンを作り出さないとやせこけてしまいます。植物は生きていくためのエネルギーを得るために、また大きく成長するために光合成をし養分を自ら作り出していています。

ここが狙われる

・光合成のしくみ
 水、二酸化炭素、光を使って、デンプンと酸素を作り出す。

・デンプンのゆくえ
 デンプンは、水に溶けやすい物質になり、カラダの各部に運ばれたり、呼吸に使われたり、果実・種子・根や茎にたくわえられます。

【中1理科】植物の葉のつくり
植物の葉のつくり、はたらきについては、入試でも出題されることが多い単元でもあります。違いや分類について、おさえておきましょう。 葉のつくり...

呼吸

植物は、人間と同じように、1日中呼吸をしています。呼吸により、植物が光合成で作り出した養分(デンプン)を、酸素を使って分解し、生命活動を行うエネルギーを作り出しています。

ここが狙われる

・光がある環境と夜など光がない環境の呼吸の量の違い
 ■ 光が十分にある環境
 光が十分に当たっている場合は、光合成も呼吸も両方行っていますが、光の強さが強い場合は呼吸よりも光合成のほうを多く行い、結果的に植物全体として二酸化炭素を吸収し、酸素を放出しているように見えます。

 ■ 光が十分にない環境
 光の強さが弱く、光合成と呼吸の量が等しくなる場合、見かけ上、二酸化炭素と酸素の出入りは無いように見えます。

 ■ 光があたらない環境
 光がまったく当たらない夜のような条件では、植物は呼吸のみを行っています。

【中1理科】対照実験・オオカナダモの実験
対照実験については、入試では頻出です。対照実験という用語そのものを書かせる問題も多いです。今回は、オオカナダモによる対照実験を利用して、植物...