【高校入試対策理科】よく出る実験器具一覧とその操作の仕方

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高校入試によく出題される実験器具とその使い方についてまとめています。

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高校入試に出る実験器具とその使い方

必ず実験については出題されるわけですが、その中で、実験器具の名称や使い方、注意事項なども合わせて出題されることがほとんどです。今回の記事で、しっかりその実験器具の名称と使い方について復習しておきましょう。

ルーペ

中学理科ルーペ
<使い方>
ルーペを目の近くに近づけたら(眼鏡ぐらいの位置)、ルーペは動かしません。
また、ピントがあわない場合などは、観察物を動かせる場合は対象物を動かします。
観察物を動かせない場合には自分(観察者)が移動します。

<注意事項>目を傷めるので、決して太陽を見てはいけません。

プレパラート

中学理科プレパラート
<使い方>主に顕微鏡で観察するときに使用し、スライドガラスの上に、観察したい対象を乗せます。必要に応じて、対象物に水をスポイトなどで1滴たらして、水分を補います。

<注意事項>うすい物しか観察できません。

双眼実体顕微鏡

中学理科顕微鏡
<使い方>

  • 水平で直接日光の当たらない場所に、顕微鏡を置く。
  • ペトリ皿などに観察したい物を乗せ、その皿をステージの上に置く。けっしてペトリ皿などを使わずに、直接は乗せてはいけません。
  • 観察者の両目の間隔に合わせられるように、接眼鏡筒が左右に動かせるようになっています。
    なので、取り付けた接眼レンズを使って両目でのぞきながら、接眼鏡筒を左右に動かして、調節します。
  • 視野やピントのおおよその調整をするため、鏡筒を支えながら粗動ねじをゆるめて、取り付けた接眼レンズで両目でのぞきながら、鏡筒を上下して、視野やピントなどの、おおよその調整を行います。
  • 最初に右目でピントの調整を行うため、調整ねじ(「調節ねじ」とも言う)をゆっくり回して、右目で見えるピントを合わせます。
  • 次に左目でピントを合わせるため、左目側の接眼鏡筒に付いている視度調節リングをゆっくり回して、左目で見えるピントを合わせるます(右目側の接眼鏡筒には、視度調節リングは付いていないのが一般です。)

<注意事項>双眼実体顕微鏡は、観察する物をプレパラートにする必要がありません。

電子てんびんと上皿てんびん

中学理科てんびん
<電子てんびん>
・振動の少ない水平なところ
・実験前は表示を0.0や0.00などに合わせておく。※薬品をはかるときは薬包紙をのせた状態で0.0や0.00などに合わせておく。

<上皿てんびん>
・水平な台の上に置き、皿をのせる。
・針のふれが左右で等しくなるように調整ねじをまわして調整。
・測るときは、左右のふれが等しくなればつり合っています。

メスシリンダー

水平な台のところに置き、真横から液面の最も低い位置を、最小の目もりの1/10までの目分量で読みます。
(単位)1ml=1cm3、1L=1000cm3

ガスバーナー

(火のつけ方)元栓から順に出口(火が出るところ)に向かって操作します。
(火の消し方)ガスバーナーの消化は、点火の時は逆の操作(空気調節ねじを閉める。⇢ガス調節ねじを閉める。⇢コック、元栓を閉じる。

ヒトの肺のモデル装置

ペットボトルの底の風船を引くと容積が大きくなり、内部の気圧が低下し、中の風船がふくらみます。

乾湿計

(設置の仕方)直接日光が当たらず、風通しのよいところに設置する。

フラスコ

(線香のけむりを入れる理由)水蒸気を水滴にしやすくし、雲をできやすくするため

ボーリング(調査方法)

地下の地層を調べるために、地面をほって、地層を取り出して調べる方法

乳鉢と乳棒

乳鉢は、固体をすりつぶしたり、混合したりするための鉢
乳棒は、乳鉢とともに使用し、固体をすりつぶしたり、混合したりするための棒

<注意事項>試料が衝撃や摩擦によって、発火や爆発しないかどうか事前に確認する必要があります。

ペトリ皿

皿と蓋が組になった円筒状の浅い容器で、細菌の培養などに用いられます。

漏斗(ロート)

液体を口の細い容器に入れたり、濾過したりする際に用いる器具。

るつぼ

中に物質を入れて高温で加熱し、溶融・焙焼などを行うための耐熱性をもった器具。るつぼを持つための、るつぼばさみもあります。

薬包紙

粉末を包むのに用いられる紙です。試薬を載せて重さを量る場合などに用いられます。

ピンチコック

ピンチコックは、ゴム管などの弾力のある管を挟んで、管の中を通る流体の出入りを遮断するものです。

試験管

薬品を混合して化学反応を起こしたり、加熱・冷却したり、試験管内部の変化の様子を観察するなど、様々な実験に用いられます。

<注意事項>

  • 固体を加熱する際は、試験管の口を底よりもやや下げます。
  • 試験管の口を人がいる方向に向けない(突沸や爆発した際に内容物が飛ぶ可能性があり、危険)。
  • 液体を加熱する際は突沸を防ぐため、沸騰石を入れ、軽くかき混ぜながら行います。
  • 木製の試験管ばさみを使う際は、開いた部分を持たないようにする(つい力が入って、試験管を落としてしまう)。
  • 試験管ブラシで洗う際は、底が抜けるのを防ぐため、底を人差し指で押さえます。また、底に強い力を加えません。
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