【中学歴史】高校入試によく出る歴史写真資料まとめ

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今回は、入試によく出る資料のうち、写真に絞ってまとめています。写真がなんであるかより、写真をみて、「何時代の何の出来事で、どんな人が関わったのか。」「何時代で、どういう時代背景でその建物は建てられたか。」など、少なくと3つぐらい連想できるくらいになっておきたいものです。

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入試によく出る資料(写真)のまとめ

それではまとめていきます。正倉院、平等院鳳凰堂、金剛力士像、蒙古襲来絵詞、書院造、正長の土一揆の碑文、地券、殖産興業の施設の絵、自由民権運動、風刺画は、よく出ますので、しっかり覚えておきましょう。

正倉院

正倉院は、校倉造(あぜくらづくり)で建てられ、聖武天皇の遺品など多くの宝物を収めています。国際色豊かな天平文化のものです。

平等院鳳凰堂

藤原頼道が京都の宇治に建てたのが、平等院鳳凰堂で写真の阿弥陀堂は、浄土信仰の広がりを示すものです。日本の風土や生活に合った国風文化の時代のものです。

金剛力士像

鎌倉時代初めに再建された東大寺南大門は、中国から伝わった新しい建築様式で建てられていますが、その両側に置かれているのが金剛力士像です。運慶と快慶の彫刻です。

蒙古襲来絵詞

1274年の文永の役を描いたもので、1281年の弘安の役と合わせて元寇と呼ばれています。

書院造

銀閣と同じ慈照寺内にある東求堂同仁斎で、書院造の代表例です。違い棚や付け書院というのが見られるのが特徴です。

正長の土一揆の碑文

1428年に起こった正長の土一揆の徳政が行われたことを示す碑です。(碑には、正長以前の借金は帳消しにすると書かれています。)

地券

地租改正に絡めたよく出る写真です。改正前の収穫高から改正後は地価に課税基準が変わったことがポイントです。

殖産興業の施設の絵

殖産興業とは、明治政府が鉄道や官営模範工場などの整備を進めて経済を発展させ、欧米に負けないような近代国家をつくろうとする考え。

自由民権運動

絵は、明治初期の演説会の様子ですが、国会の解説などを政府に求める弁士に対して、警察官が演説を中止させようとしています。1870年に入り、国会の解説を政府に求める自由民権運動が始まります。

風刺画

東アジアの情勢を描いた風刺画で、左が日本人、右側が新(中国)で、2人は魚に見立て朝鮮(韓国)をめぐって争っています。魚を横取りしようとしている橋の上が、ロシア人です。

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