【高校入試・国語】入試によく出る重要古語・古今異義語のまとめ

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古文に出てくる単語は、その都度、わからなかった単語は調べて覚えるということが理想ですが、そこまでできない人は、古文の問題をいくつか解いていく中で、よく出てくる単語だけでもピックアップして覚えていきましょう。そんな中、以下の20個は、古文の文章の中で、比較的多く使われる単語となります。

重要古語20

  1. あさまし…見苦しい・意外である
  2. あはれ…趣がある・感慨深い
  3. あまた…たくさん
  4. あやし…不思議だ
  5. いたく…非常に
  6. いと…たいへん
  7. いとほし…かわいらしい・みっともない
  8. いみじ…すばらしい
  9. うつくし…かわいい・いとしい
  10. おぼつかなし…はっきりしない
  11. かぎりなし…この上ない
  12. げに…ほんとうに
  13. こころうし…つらい
  14. すさまじ…つまらない
  15. つきづきし…好ましい
  16. つとめて…早朝
  17. のたまふ…おっしゃる
  18. めでたし…すばらしい
  19. やがて…すぐに
  20. をかし…おもしろい・風流がある
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重要古今異義語

  1. うつくし…かわいい、いとしい
  2. ありがたし…珍しい、尊い
  3. あやし…不思議だ、変わっている
  4. あはれ…すてきだ、趣がある、感心だ
  5. をかし…みごとだ、美しい、趣がある
  6. めでたし…美しい、立派だ、すぐれている
  7. ののしる…大声でさわぐ、さかんに評判する
  8. かなし…いとしい、かわいい、強く心がひかれる

練習問題

次の文章を読んで、後の問いに答えなさい。

西行法師、男なりける時、①かなしくしける女の、三つ、四つばかりなりけるが、重くわづらひて、限りなりけるころ、院の北面のものども、弓射て遊びあへりけるにいざなはれて、心ならず②ののしりくらしけるに、郎等男の走りて、耳にものをささやきければ、心知らぬ人は、何とも思ひ入れず。西住法師、いまだ男にて、源兵衛尉とてありけるに、目を見合はせて、「このことこそすでに。」とうちいひて、人にも知らせず、さりげなく、いささかの気色もかはらでゐたりし、③ありがたき心なりとぞ、西住、のちに人に語りける。(『十訓抄』による)

<注釈>

  • 男なりけるとき…まだ出家しない在俗の男であった時
  • 院の北面のものども…当時の院、鳥羽院の御所の警護に当たった武士たち
  • 郎等…従者
  • 西住法師…源季政、平安時代後期の歌人
  • 兵衛尉…兵衛府(内裏の警護などを担当した役所)の三等官
  • 気色もかはらでゐたりし…様子も変わらないでいたのは

<問い>
下線部①~③の解釈として最も適切なものを次からそれぞれ選べ。

ア、心痛めていた
イ、冷たくしていた
ウ、かくまっていた
エ、かわいがっていた


ア、軽蔑されて落ち込んでいたが
イ、お互いに賞賛し合っていたが
ウ、大声でののしられていたところ
エ、大騒ぎをして過していたところ


ア、薄情な心
イ、慈悲深い心
ウ、りっぱな心
エ、不思議な心

解答

①エ
②エ
③ウ

現代語訳

西行法師は出家以前、かわいがっていた三、四歳の娘が、重い病気にかかり死ぬ間際、御所の警護に当たった武士たちが弓を射て遊び合っていたのに誘われ、不本意ながらも大騒ぎをして過していた。そこへ従者が走ってきて、耳元で何かささやいた。西行の娘のことを知らない者は、何とも思わなかった。西住法師は、まだ出家する前で源兵衛尉といっていたが、彼と目を合わせて西行は「このこと(=娘が死ぬこと)は前から(覚悟していた)」と言って、だれにも知らせずに、平然として、少しも様子が変わらないでいたのは、立派な心であったと、西住がのちに他人に語った

以上です。暗記するのでなく、思い出せることが大事。

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