【中3数学・平方根の利用】平方根の整数部分と小数部分のポイントと練習問題です。平方根を求める問題では、「√○○の値がだいたいどのくらいになるのか?」を素早く見積もることが重要です。その際に役立つのが、平方根の整数部分と小数部分の考え方です。
例えば、√10 の整数部分は? √50 の小数部分は?と聞かれたとき、すぐに答えられるでしょうか?このような問題は、入試や実生活でも応用できる大切な知識です。
この記事では、平方根の整数部分と小数部分を求めるコツをわかりやすく解説し、練習問題を通してしっかり理解できるようにしていきます。平方根の感覚をつかみ、計算力をアップさせましょう!
平方根の整数部分と小数部分のポイント
平方根を利用の問題で、整数部分と小数部分の問題は、大きく差が出る問題となります。やり方を知っている知らないかだけの問題ですでの、今回、これを見た人は、しっかりやり方をマスターしましょう。福岡県では、私立入試で出題されることがあります。
小数部分の数=元の数-整数部分の数
(例)1.234の小数部分の数は、0.234ですよね。これは、(元の数)1.234-(整数部分の数)1=(小数部分の数)0.234と出したわけです。
これは、平方根についても言えます。その前に、整数部分の数の出し方です。
√1=1 √4=2 √9=3 √16=4 …となっていくわけです。ここで、√2の整数部分の数はどうなるでしょう。1ですよね。√1=1と√4=2の間にありますので、√2=1.…となるはずです。 では、√20の整数部分の数は、どうなるでしょう。4ですよね。√16=4と√25=5の間ですからね。
それを踏まえて
√2の小数部分の数は、どうなるかというと、
(元の数)√2
(整数部分の数)1
なので、√2-1となるわけです。
平方根の整数部分と小数部分の練習問題
(1)√10小数部分をxとするとき、x(x+6)の値を求めよ。
【解答】
√10の整数部分は、√9=3と√16=4の間から、3.…となり、3.
よって、√10の小数部分xは、
小数部分の数=元の数-整数部分の数より、√10-3となる。
x(x+6)
=(√10-3){(√10-3)+6}
=(√10-3)(√10+3)
=10-9
=1
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