【中1理科】後期期末・3学期学年末テスト対策問題|よく出るポイント解説付きです。いよいよ後期期末考査の時期ですね!今回のテスト範囲は「大地の変化」。火山の噴火や地震の仕組み、地層のでき方や化石の特徴など、大地がどのように変化していくのかを学ぶ重要な単元です。この記事では、後期期末テストに出やすい重要ポイントを解説し、実践問題も掲載しています。しっかり対策をして、テスト本番で自信を持って解答できるようにしましょう!
| 学年 | 前期中間・1学期期末 | 前期期末・2学期中間 | 後期中間・2学期期末 | 後期期末・学年末 |
|---|---|---|---|---|
| 中1 | 生物の世界 | 物質のすがた | 光・音・力 | 【今回】大地の変化 |
【中1理科】後期期末・3学期学年末テスト対策問題
【問1】下のア~カ図は、岩石をルーペで拡大してみたものである。これについて、次の各問いに答えなさい。

(1)アの岩石の名称とつくりを答えなさい。
(2)イの岩石は、マグマが冷えてできた岩石である。このときのマグマの冷えた場所や冷え固まり方を簡潔に答えなさい。
(3)ア、イの岩石のようにマグマが冷えてできる岩石をまとめて何岩というか。
(4)ウは火山灰などが固まってできた岩石である。この岩石の名称を答えなさい。
(5)ウの岩石が地層から見つかると、過去にこの場所でどのような大地の変化があったとわかるか。
(6)ウを含む地層は、地層のつながりを知る手掛かりになる。このような地層を何というか。
(7)ア、イ、ウの岩石をつくっている粒には共通の特徴がある。その特徴を答えよ。
(8)エの岩石をつくっている粒の大きさは 2mm を超えるものがあった。この岩石の名称を答えなさい。
(9)カの岩石にうすい塩酸を加えると泡が発生した。この岩石の名称を答えなさい。
(10)(9)のとき発生した気体は何か。発生した気体の名称を答えなさい。
(11)エ、オの岩石をつくっている粒は丸みを帯びている。なぜ粒が丸みを帯びたのか。簡潔に説明しなさい。
【問2】次の問いに答えなさい。
(1)下の図は、地震の波の到着時刻と震源からの距離との関係を表したグラフである。これについて、次の各問いに答えよ。

①P波の速さは何km/sか。
②主要動を起こす波の速さは何km/sか。
③震源からの距離が400kmの地点では、初期微動継続時間は何秒になるか。
④初期微動継続時間が10秒になるのは、震源からの距離が何kmの地点か。
(2)下の表は、地点A、BにP波とS波が届くまでにかかった時間と、震源からの距離をまとめようとしたものである。これについて、次の各問いに答えよ。
| 地点 | P波 | S波 | 震源からの距離 |
| A | 12秒 | 21秒 | 84km |
| B | 168km |
①P波の速さは何km/sか。
②地点Aでの初期微動継続時間は何秒か。
③地点BにP波とS波が届くまでにかかる時間は、それぞれ何秒か。
④地点Bでの初期微動継続時間は何秒か。
(3)震源から80km地点で11時20分30秒に初期微動が始まった。同じ地震で、震源から120km地点では、11時20分35秒に初期微動が始まった。この時間が発生した時刻は何時何分何秒か。
【解答】中1理科後期期末・3学期学年末テスト対策問題
【問1】
(1)名称:火山岩 つくり:斑状組織
(2)マグマが地下深くでゆっくりと冷えてできた。
(3)火成岩
(4)凝灰岩
(5)火山の噴火
(6)かぎ層
(7)粒が角ばっている。
(8)れき岩
(9)石灰岩
(10)二酸化炭素
(11)流されるときにぶつかり合って角が取れたから。
【問2】
(1)下の図は、地震の波の到着時刻と震源からの距離との関係を表したグラフである。これについて、次の各問いに答えよ。

①P波の速さは何km/sか。
グラフより、200km÷25秒=8km/s
答え:8km/s
②主要動を起こす波の速さは何km/sか。
グラフより、200km÷50秒=4km/s
答え:4km/s
③震源からの距離が400kmの地点では、初期微動継続時間は何秒になるか。
グラフより、200km地点で初期微動継続時間が25秒なので、
200km:25秒=400km:x秒 x=50秒
答え:50秒
④初期微動継続時間が10秒になるのは、震源からの距離が何kmの地点か。
200km:25秒=xkm:10秒 x=80
答え:80km
(2)下の表は、地点A、BにP波とS波が届くまでにかかった時間と、震源からの距離をまとめようとしたものである。これについて、次の各問いに答えよ。
| 地点 | P波 | S波 | 震源からの距離 |
| A | 12秒 | 21秒 | 84km |
| B | 168km |
①P波の速さは何km/sか。
84km÷12秒=7km/s
答え:7km/s
②地点Aでの初期微動継続時間は何秒か。
21秒-12秒=9秒
答え:9秒
③地点BにP波とS波が届くまでにかかる時間は、それぞれ何秒か。
168km÷84km=2
距離が2倍なので、かかる時間も2倍になる。
答え:P波…24秒 S波…42秒
④地点Bでの初期微動継続時間は何秒か。
42秒-24秒=18秒
答え:18秒
(3)震源から80km地点で11時20分30秒に初期微動が始まった。同じ地震で、震源から120km地点では、11時20分35秒に初期微動が始まった。この時間が発生した時刻は何時何分何秒か。
P波の速さ:(120-80)÷(11時20分35秒-11時20分30秒)=8km/s
80km÷8km/s=10秒
11時20分30秒-10秒=11時20分20秒
答え:11時20分20秒
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