水素関連株のおすすめ厳選銘柄一覧!本命から出遅れ・有望株まで

水素関連株のおすすめ厳選銘柄一覧
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地球温暖化対策、そして脱炭素(カーボンニュートラル)社会の実現に向け、世界中で開発が加速している「水素エネルギー」。株式市場でも常に高い注目を集めるメガトレンド(国策テーマ)の一つです。

しかし、ひと口に「水素関連株」と言っても、インフラから製造、自動車、素材まで関連企業は多岐にわたります。
「種類が多すぎて、いまどの銘柄を買うべきか分からない」
「すでに値上がりしている本命株以外に、まだ間に合う出遅れ株を知りたい」
と悩んでいる投資家の方も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、最新市場動向を踏まえ、水素関連の注目銘柄をプロの視点で徹底厳選!市場を牽引する「本命株」、これから見直し買いが期待できる「出遅れ株」、爆発的な成長性を秘めた「有望株」に分類し、一覧リストで分かりやすく解説します。

次なる大化け株を掴むためのヒントとして、ぜひ投資戦略の参考にしてください。

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【脱炭素のゲームチェンジャー、水素業界の市場動向と未来図

世界的なカーボンニュートラル(温室効果ガス排出実質ゼロ)へのシフトにおいて、もっとも注目を集めているのが「水素エネルギー」です。燃焼しても二酸化炭素(CO2)を排出しないクリーンな特性から、自動車や船舶の燃料、発電、さらには鉄鋼や化学といった伝統的産業の脱炭素化を支える存在として期待されています。

2現在、水素業界は「技術開発・実証実験」のフェーズから、いよいよ「商用化・社会実装」のフェーズへと移行しつつあります。政府による巨額の財政支援やグリーン水素(再生可能エネルギーを使って製造した水素)へのインセンティブ設計が世界中で進み、サプライチェーン(製造・輸送・貯蔵・利用)の構築が急速に進行中です。市場規模は今後数十兆円規模に拡大すると予測されており、長期的な大化けが期待できる一大テーマ株市場を形成しています。

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水素関連のおすすめ・本命・出遅れ・有望株の厳選一覧

【本命株】岩谷産業(証券コード:8088)

【本命株】岩谷産業(証券コード:8088)
産業用ガスのトップシェアを誇る、日本の水素社会の絶対的リーダー

岩谷産業は、日本の水素エネルギー業界において圧倒的な存在感を持つ「大本命」銘柄です。国内の液化水素製造シェアは1位であり、水素の「製造」「輸送・貯蔵」「供給(水素ステーション)」までのサプライチェーンを網羅しています。全国で水素ステーションの整備をリードしているほか、海外からのクリーン水素調達プロジェクトにも深く参画。水素社会が拡大すればするほど、確実に恩恵を受けるビジネスモデルを確立しています。

【本命株】トヨタ自動車(証券コード:7203)

【本命株】トヨタ自動車(証券コード:7203)
燃料電池車(FCV)の世界的パイオニア、モビリティ脱炭素の主役

世界的な自動車メーカーであるトヨタは、水素を燃料とする燃料電池車(FCV)「MIRAI」をいち早く市場に投入した、水素モビリティのフロントランナーです。乗用車だけでなく、走行距離が長く積載量の多い大型トラックやバス、さらには鉄道や船舶、建設機械への燃料電池(FC)システムの供給を進めています。次世代の水素エンジン技術の開発にも注力しており、モビリティ分野における水素需要を牽引する中核企業です。

千代田化工建設との大規模水電解システムの共同開発により、グリーン水素の製造コスト削減にも注力している。水素エンジン車の開発・レース参戦を通じた技術実証や、水素製造装置の外販計画など、水素バリューチェーン全体をカバーする圧倒的な技術資産と資本力が最大の強みだ。

【本命株】川崎重工業(証券コード:7012)

「水素を運ぶ」技術で世界をリード、国際海上サプライチェーンの開拓者

川崎重工業は、世界に先駆けて液化水素運搬船を開発するなど、水素の「国際輸送・貯蔵」において世界トップクラスの技術を誇る本命企業です。オーストラリアから褐炭由来の水素を日本へ液化輸送する実証試験に成功し、世界最大規模の液化水素貯蔵タンクの開発も進めています。水素専焼・混焼発電タービンの開発にも強みを持ち、水素の大量輸送・大量消費をインフラ面から支えるキープレイヤーです。

【有望株】千代田化工建設(証券コード:6366)

【有望株】千代田化工建設(証券コード:6366)
常温・常圧での水素輸送「SPERA水素」でゲームチェンジを狙うエンジニアリング大手

総合エンジニアリング大手の千代田化工建設は、水素の貯蔵・輸送に関する革新的な技術「SPERA水素(有機ケミカルハイドライド法)」を持つ有望企業です。マイナス253度という極低温が必要な液化水素に対し、同社の技術はトルエンと水素を結合させることで、常温・常圧の液体(メチルシクロヘキサン)として既存の石油インフラを流用した輸送を可能にします。国際間輸送のコストを大幅に下げる切り札として、今後の商用化拡大に伴う業績変貌が期待されています。

トヨタ自動車との大規模水電解システムの共同開発にも取り組み、グリーン水素の製造コスト削減にも注力している。シンガポール港湾での小型脱水素装置を使った実証など商用化に向けた動きが本格化しており、2020年代後半の最初の商用受注が期待される。

【有望株】旭化成(証券コード:3407)

【有望株】旭化成(証券コード:3407)
グリーン水素製造の鍵、大型水電解技術で世界をリードする素材大手

旭化成は、再生可能エネルギーから水素を製造する「水電解装置」の分野で世界最高水準の技術を持つ有望株です。同社が長年培ってきた食塩電解技術を応用した世界最大級の10メガワット級アルカリ水電解システムは、福島県の「FH2R(福島水素エネルギー研究フィールド)」などで実績を重ねています。欧州をはじめとする世界的なグリーン水素の需要爆発に向け、水電解ビジネスの本格的な商用展開による長期成長が期待されています。

【有望株】三浦工業(証券コード:6005)

【有望株】三浦工業(証券コード:6005)
産業用ボイラのトップ、工場・ビル向け水素ボイラで圧倒的な需要を喚起

産業用ボイラ国内トップシェアの三浦工業は、熱需要の脱炭素化において極めて高い有望性を持っています。同社が開発した「水素燃料ボイラ」は、CO2を排出しないクリーンな熱エネルギー供給手段として、工場の脱炭素化を急ぐ多くの製造業から熱い視線を浴びています。実用性と信頼性の高い製品群をいち早く市場投入しており、企業のESG投資加速に伴う特需を取り込む可能性を秘めています。

既存のボイラ顧客基盤に水素・燃料電池ソリューションをクロスセルできる優位性があり、産業向けの熱供給を水素に転換する「クリーンな熱」需要の恩恵を受けやすい立場にある。世界各地へのサービス網拡充と舶用機器の受注増も追い風で、水素関連の熱利用市場が本格化する局面において有望な候補として注目される。

【出遅れ株】加地テック(証券コード:6395)

【出遅れ株】加地テック(証券コード:6395)
水素ステーションに不可欠な「超高圧コンプレッサ」の隠れた実力派

加地テックは、各種ガス用往復動圧縮機(コンプレッサ)の専門メーカーです。水素を効率よく貯蔵・充填するためには超高圧で圧縮する技術が必要不可欠であり、同社の高圧水素コンプレッサは国内の水素ステーションで多数の採用実績を誇ります。時価総額が比較的小さく、市場での知名度は本命株ほど高くないものの、水素インフラの整備加速に伴う受注増が業績に与えるインパクトは極めて大きい「出遅れ・中小型株」として注目です。

【出遅れ株】那須電機鉄工(証券コード:5922)

【出遅れ株】那須電機鉄工(証券コード:5922)
水素貯蔵の安全性を高める「水素吸蔵合金」技術を持つ、知る人ぞ知るインフラ株

電力用鉄塔や架線金物の大手である那須電機鉄工ですが、実は「水素吸蔵合金(水素を安全・コンパクトに貯蔵できる合金)」を用いた水素貯蔵タンクの開発で高い技術力を持っています。高圧ガス保安法の適用を受けない低圧での水素貯蔵が可能になるため、オフィスビルや工場、家庭用インフラでの安全な水素利用に大きく貢献します。インフラ関連の安定した基盤を持ちつつ、水素関連としての見直し買いが期待される隠れた銘柄です。

【出遅れ株】日本ピラー工業(証券コード:6490)

【出遅れ株】日本ピラー工業(証券コード:6490)
半導体・水素の双方で活躍、燃料電池の重要部材を支えるシール技術

流体の漏れを防ぐメカニカルシールやパッキンの大手。同社は、燃料電池(FC)の基幹部品である「セパレータ」や、水素漏れを防ぐ高性能なガスケット・シール材の開発に注力しています。水素は分子が非常に小さく漏れやすいため、同社の高度な密閉技術はサプライチェーン全体で必須となります。業績好調な半導体製造装置向けビジネスが注目されがちですが、水素関連としてのポテンシャルも極めて高く、株価の本格評価はこれからと言える出遅れ銘柄です。

半導体需要をメインドライバーとしてきたため水素テーマでの株価評価は出遅れ気味だが、長年の密封技術ノウハウと高い品質信頼性を背景に、水素インフラ拡充に伴う需要取り込みが今後期待される。
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国策が後押しする水素株投資:長期的な成長ウェーブを捉える投資戦略

水素業界への株式投資は、単なる一過性のトレンドではなく、今後数十年にわたって続く「メガトレンド(国策テーマ)」への投資です。日本政府も「水素基本戦略」に基づき、数十兆円規模の官民投資を呼び込む方針を掲げており、規制緩和と財政支援の両面から強力なバックアップが続いています。

投資戦略としては、すでに強固なインフラや市場シェアを確保している「岩谷産業」や「トヨタ自動車」などの本命株をポートフォリオの中核(コア)に据えつつ、高い技術力を持ちながらも時価総額がまだ小さい「加地テック」などの出遅れ・中小型株をサテライト(サテライト枠)として組み入れる手法が有効です。

水素社会の本格化には相応の時間がかかるため、短気的な株価の浮き沈みに惑わされず、「技術の商用化」「受注の本格化」といったマイルストーンを確認しながら長期目線で押し目を拾っていくことこそが、水素株投資で大きな果実を得るための王道と言えるでしょう。

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