【福岡県公立高校入試対策】数学予想問題

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【福岡県公立高校入試対策】数学予想問題です。本番を想定した問題となっています。空間図形は平成28(2016)年度の問題となっています。

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数学予想問題(福岡県公立高校入試)

【問1】小問集合
大問1数学

【問2】方程式文章題
Aさんは自分の家から12km離れた駅まで行った。途中の親せきの家までは毎時4kmの速さで歩き,親せきの家で15分休み,そこで自転車を借りて,毎時18kmの速さで駅まで行った。自分の家を出てから駅に着くまで全体で1時間30分かかった。このとき,歩いた道のりと自転車で進んだ道のりを求めなさい。 ただし,歩いた道のりをxkm,自転車で進んだ道のりをykmとして,x,yについての連立方程式をつくり,答えを求めるまでの過程も書きなさい。

【問3】整数・規則性
Aさんは下の図のように、自然数の書かれたカードを順に並べていた。
それを見ていたBさんとAさんの次の会話を読んで、あとの問いに答えなさい。
大問3数学

B :Aさんの並べ方だと、全部並べなくても、どこにどんな数が書かれたカードがくるか分かるわね。
A:どうして分かるの?たとえば6段目の左から3番目のカードに書かれた数は、何になるの。
B: 28になるわ。なぜなら、各段の➊右端のカードに書かれた数に規則性があるからよ。
A: 本当だ。ほかにも、何かないかな…。➋各段のカードの枚数にも規則性がありそうだ。それに、2段目のカードに書かれた数の和は9、3段目のカードに書かれた数の和は35だから、➌各段の数の和と各段の中央のカードに書かれた数との間にも関係がありそうだ。

n段目に並ぶカードについて、次の問いに答えなさい。
(1) 下線部➊について、n段目の右端のカードに書かれた数をnを用いて表しなさい。
(2) 下線部➋について、n段目に並ぶカードの枚数をnを用いて表しなさい。
(3)ある段の中央のカードに書かれた数が91のとき、その段に並ぶカードに書かれた数の和を、下線部➌を参考にして求めなさい。

【問4】関数
図のように、AB=6cm、BC=8cm、∠B=90°の直角三角形ABCがある。いま、点Pは毎秒2cmの速さで、頂点Bから頂点Cを通って頂点Aまで三角形の辺上を動く。頂点Bから出発してからx秒後の△ABPの面積をScm2とするとき、次の各問いに答えよ。
大問4数学

(1)点Pが辺BC上にあるとき、xの変域を求めよ。また、Sとxの関係を次のグラフに書きなさい。(完答)
大問4グラフ

(2)点Pが辺CA上にあるとき、xの変域を求めよ。またSをxを用いて表せ。(完答)

(3)S=12となるようなxの値を求めよ。

【問5】平面図形
下の図のように、△ABCとその辺BCを直径とする円がある。この円と辺AB,辺ACとは、それぞれ点D,Eで交わっていて、AD=1cm、DB=AC=2cmである。CDとBEの交点をFとするとき、次の問いに答えよ。
大問5数学
(1)△ACD∽△FBDを証明せよ。
(2)CDの長さを求めよ。
(3)BEの長さを求めよ。
(4)△BCFの面積を求めよ

【問6】空間図形
図は、正四面体と三角柱を合わせた形で、正四面体は1辺4cm、三角柱の側面の側面はすべて合同な図形である。
福岡県公立入試平面図形対策問題(1)問題図

(1)図に示す立体において、辺CDとねじれの位置にある辺は全部で何本あるか答えよ。
(2)図に示す立体において、辺BC上に点H、辺AC上に点Iを、EH+HI+IDの長さが最も短くなるようにとる。BE=√3のとき、EH+HI+IDの長さを求めよ。
(3)図に示す立体において、辺CD、DBの中点をそれぞれJ、Kとする。点Aと点Kを結び、点Jを通り線分AKに垂直な直線と線分AKとの交点をLとする。三角すいLBJDの体積は、正四面体ABCDの体積の何倍か。

数学予想問題(福岡県公立高校入試)の解答・解説

【問1】
(1)-4
(2)-32a3b
(3)x2-2x-15
(4)a=4b-5
(5)y=2x-4
(6)x=-10
(7)119°
(8)36π
(9)a=7
(10)1/4

【問2】
歩いた距離3km 自転車の距離9km
大問2数学解説

【問3】
(1)n2
(2)2n-1
(3)1729

【問4】
(1)0≦x≦4
大問4解説

(2)4≦x≦9 y=-24/5x+216/5
(3)x=2 , 13/2

【問5】
(1)△ACDと△FBDにおいて
∠ACD=∠FDB=90°(直径BCの円周角)…①
∠ACD=∠FDB(弧DEの円周角)…②
①②より、2組の角がそれぞれ等しいので、△ACD∽△FBD

(2)√3
(3)3√3/2

(1)の解説
ねじれなので、ねじれの位置(直線と平面の位置関係)。よって、4本。

(2)の解説
最短距離は、必要なところの展開図を書き、直線を求める。多くの問題は、三平方の定理で求める。今回も、三平方の定理でした。
福岡県公立入試平面図形対策問題(1)解説図1

よって、3√7

※余談ですが、本番でどうしても空欄をなんとしても埋めたい人のために。
どうしてもわからないとき、問題文を読んで
  • 60°がわかったらor出てたら、 ○√3 (垂線の場合は、○√11のときも)
  • 45°、135°がわかったらor出てたら ○√2
  • 直角をはさむ辺の長さが1:2であれば ○√5
  • その他 ○√7
√の中は、素数しかないのと、√13、√17の問題を作成するのは難しく、途中式が複雑になる傾向があるので、上記のパターンになりやすいのです。今回は、与えられた長さ4cmなので、それらしい数字の3√7となったわけです。√7は、約2.5と思ってといいと言っていますので、3√7は、約7cmちょっと。4√7ではちょっと長いですし、2√7では、短すぎます。

(3)の解説
ポイントは、体積比だからといって、それぞれの体積を求めないでいいということ。
体積比=底面積の比 × 高さの比 のことを知っていれば、そこまで時間がかかりません。
福岡県公立入試平面図形対策問題(1)解説図2
ポイントは、高さの比が求められるかどうか!比なので、相似を使いましょう。

福岡県公立入試平面図形対策問題(1)解説図3
相似や2方面シリーズなどでKL:AE=赤:緑=1:6を導きましょう。

三角すいLBJDの底面積を1、高さを1とすると

体積比=底面積の比×高さの比
正四面体ABCD=2×6=12
三角すいLBJD=1×1=1
よって、1/12(12分の1)

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