【高校入試作文】SNSの使い方・付き合い方についてです。今や私たちの生活に欠かせないSNS。しかし、便利な反面、トラブルや依存の問題も多く、高校入試の作文でも「SNSの正しい使い方」や「人との付き合い方」がテーマとして出題されることがあります。
この記事では、入試で求められる論理的な構成を意識した解答例を紹介します。 メリット・デメリットを整理し、自分の考えをしっかり伝えられるように、ぜひ参考にしてください!
SNSの使い方・付き合い方【ある人の解答例】
人々はいいね機能を共有できる人だけで、繋がろうとする傾向を強めていると筆者は述べている。しかし、私はSNSの利用で、いいねのみでつながる行為は反対である。なぜならば、いいね欲しさのために人々は、過激な演出を繰り広げているからである。
中国を例に挙げる。現在、中国で問題となっていることは動物虐待である虐待している行為をSNS上であげる人が増加している。人々の反応やコメントを見たりすることで注目を浴びようとしている。1つの見世物としてあげるこの動画の数々には非難が殺到している。
ここにも中国では、撮影の為だけに食べきれない食事を頼み余った食事はそのまま残すという問題が起きている。この問題も他人からのいいねと言った承認欲求によって起こされると推察する。確かに中国は出された食事を完食すると日本とは異なる失礼にあたるという文化を持つ。しかし残飯の量が多いために中国政府は警鐘を鳴らしているのだ。
このように承認欲求を求めるために、人々は過激な行動に移す。過激な事柄が起こらないために、私たちができることは、SNSから距離をとることだと考える。SNSと距離をとることで、人々がいいねにのみで、つながることを防ぐことができ、かつ過激な演出で作られる動画を減らすことも可能になる。したがって、私はいいねのみでつながると言う行為は反対であるのである。
SNSの使い方・付き合い方【一部添削】
筆者も同じ考えですよね。筆者も「いいね!」を共有できる人だけでつながろうとする関係に対して問題提起をしているわけです。中学生がSNSの利用に関して批判的な視点を持っていることは重要です。SNSの影響について考えることは、現代社会で非常に意義がありますね。
<よりよい作文のために>
「いいねのみでつながる行為」に反対する理由をもっと明確にする必要があります。現在の論文では、「いいね」が承認欲求を満たすための過激な行動につながるという点が強調されていますが、その論理のつながりを具体的に示すと良いでしょう。
↓
(例文)
SNSの「いいね」機能は、人々が他者の投稿を評価する簡便な方法として広く利用されている。しかし、この機能がもたらす影響には注意が必要だ。まず、「いいね」を多く獲得することが承認欲求を満たす手段となり、多くの人々が「いいね」を求めて行動をエスカレートさせる傾向がある。具体的には、目立つために過激な内容や極端な演出を含む投稿をすることで注目を集めようとしている。
例えば、中国ではSNS上での動物虐待行為の動画が増加している。これらの動画は、動物に対する残酷な行為を映し出し、視聴者の怒りや驚きを引き起こすことで「いいね」やコメントを集めることを目的としている。
この例からわかるように、「いいね」の獲得が目的化すると、人々は他者からの注目を集めるために倫理的に問題のある行動をとるようになる。過激な行動がエスカレートすることで、社会全体に悪影響を及ぼす可能性が高まる。したがって、「いいね」のみでつながることは非常に危険であり、そのようなつながり方に反対する。
<添削>
なので、冒頭は、
✕(原文)人々はいいね機能を共有できる人だけで、繋がろうとする傾向を強めていると筆者は述べている。しかし、私はSNSの利用で、いいねのみでつながる行為は反対である。
〇(修正)人々はいいね機能を共有できる人だけで、繋がろうとする傾向を強めていることに筆者は危惧している。私も、筆者同様、SNSの利用で、いいねのみでつながる関係性にはいささか疑問を感じ、その対策も必要だと考えている。
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