【中学生用】暗記すべき慣用句一覧・対策問題(高校入試・定期テスト対応)

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【中学生用】慣用句一覧(高校入試・定期テスト対応)です。国語のテストや高校入試で、必ずと言っていいほど出題される「慣用句」。文章読解の中で選択問題として出されたり、意味を書きなさいという記述問題になったりと、テストではさまざまな形で問われます。しかし、慣用句は一度覚えてしまえば得点源になるおいしい分野!とはいえ、意味を知らなかったり、使い方を間違えたりすると大きな失点に繋がることもあります。

今回は、中学生が高校入試や定期テストで押さえておきたい慣用句を厳選して一覧化し、覚えやすくまとめました。また、定着度を確認するための対策問題も用意しているので、学習の総仕上げにもぴったりです。慣用句をマスターして、自信を持ってテストに挑みましょう!

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暗記すべき慣用句一覧

慣用句とは、2つ以上の言葉が結びついて、特定の意味を表す言葉のことです。大きく3つの関係性で分類してみましょう。

体に関係する慣用句

  • 足が棒になる <意味>歩き回りすぎて、くたびれること
  • あいた口がふさがらない <意味>あきれてものが言えないこと
  • あごがはずれる <意味>おかしくて大笑いすること
  • 腕をみがく <意味>自分の技量をきたえ、より優れたものにすること
  • 顔から火が出る <意味>はずかしくて、顔を赤めること

など

動植物に関係する慣用句

  • 馬が合う <意味>人と人との気が合うこと
  • すずめの涙 <意味>大変少ないこと
  • 花を持たす <意味>相手に名誉をゆずること
  • 根ほり葉ほり <意味>細かいことまで何もかも残さないようにすること
  • 竹を割る <意味>性格がさっぱりしていること

など

生活に関係する慣用句

  • 水に流す <意味>過去にあったことを、すべてなかったことにすること
  • 筆が立つ <意味>文章を作ることが上手なこと
  • 火に油を注ぐ <意味>物事の勢いを一段と激しくさせること
  • 脂が乗る <意味>仕事が調子にのって、進んでいくこと
  • 家を傾かせる <意味>家の財産をなくしてしまうこと

など

特に、高校入試の場合、体に関係した慣用句の問題がよく出題されるので、注意しておきましょう。

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慣用句の対策問題

【問1】次の慣用句の意味をあとから一つずつ選び、記号で答えなさい。
1 寝耳に水
2 口をすっぱくする
3 後ろ髪を引かれる
4 枕を高くする
5 目くじらを立てる
6 鼻を明かす

<語群>
ア 小さな欠点を取り上げて非難する。
イ 何度もしつこく言う。
ウ 突然の話やできごとに驚く様子。
エ 心残りが多くてその場を離れがたい様子。
オ 相手を出しぬいてあっと驚かせる。
カ 何の不安もなく、安心する様子。

【問2】次の慣用句があとに示している意味になるように、(  )に当てはまる漢字一字を書きなさい。
1(   )を割ったよう・・・素直で、気性がまっすぐな様子。
2(   )を売る・・・時間を浪費する。 仕事を怠ける。
3(   )に衣着せぬ・・・思ったことを遠慮なく言う様子。
4(   )を巻く・・・感心して驚く。
5(   )を切って落とす・・・ 物事をはなやかに始める。

【問3】次の(  )に体の一部を表す漢字を入れて、慣用句を使った文を完成させよ。
・強豪校と対戦したけれど、まったく(  )が立たなかった。

慣用句の対策問題の解答

【問1】
1 ウ
2 イ
3 エ
4 カ
5 ア
6 オ

【問2】
1 竹
2 油
3 歯
4 舌
5 幕

【問3】歯

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