今回は、国語のことわざについてまとめています。「ことわざ」は日本語の文化を深く理解するために欠かせないものです。高校入試や定期テストで頻出のこの分野。意味を正確に覚えておかないと、選択問題や記述問題で間違えてしまうことがあります。しかし、ことわざを覚えることは単にテスト対策にとどまらず、日常生活や会話の中でも役立つ知識です。
今回は、中学生が高校入試や定期テストで絶対に覚えておきたい「ことわざ」を厳選してまとめました。また、学んだことを確認できる対策問題も準備しています。これを読んで、ことわざの意味と使い方をしっかり覚えて、テストに自信を持って挑みましょう!
暗記すべきことわざ一覧
ことわざは、古くから言い習わされている言葉のことをいいますが、「教訓・いましめ」のものと「生活の知恵」のものの大きく2つのものがあります。
教訓・いましめのことわざ
- 後悔先に立たず…事が終わった後で悔やんでも取り返しのつかないこと
- 立つ鳥後を濁さず…立ち去るものは、あとが見苦しくないようにすべきであるということ
- 身から出たさび…自分の犯した悪行の結果として自分自身が苦しむこと
生活の知恵のことわざ
- 備えあれば憂いなし…普段から準備をしておけば、いざというとき何も心配がないということ
- 塵も積もれば山となる…小さなものでも積み重なれば大きなものになるということ
- 棚からぼたもち…思いがけない幸運にめぐりあること
意味が類似したことわざの組
入試で出題されやすいところでもあります。
- 虻蜂(あぶはち)取らず≒二兎を追う者は一兎も得ず…あれもこれもねらって結局何も得られないこと
- 馬の耳に念仏≒馬耳東風…何を言っても全くききめのないこと
- 河童(かっぱ)の川流れ≒猿も木から落ちる≒弘法も筆の誤り…その道の達人でも失敗することはあるということ
- 提灯(ちょうちん)に釣鐘(つりがね)≒月とすっぽん…形は似ていても、比べものにならないこと
- 猫に小判≒豚に真珠…貴重なもので、価値のわからない者には無意味なこと
ひょうたんから駒が出る≒嘘から出た実(まこと)…思いがけないことが起こること。冗談で言っていたことが本当になること
高校入試によく出ることわざ
- 三人寄れば文殊(もんじゅ)の知恵…凡人であっても三人集まって考えれば、すばらしい知恵が出る意味
- 先んずれば人を制す…他人よりも先に物事を実行に移せば、有利な立場に立つことができること。
- 疑心暗鬼(ぎしんあんき)…疑う心があると、何でもないことまで、恐ろしく思えたり、疑わしく思えたりすること。
- 短気は損気…短気を起こすと結局は自分の損になること。
雀の涙…非常に少ないこと。 - 鬼の目にも涙…普段は鬼のような無慈悲な人であっても、時には情け深い心を起こして、涙を流すことがあること。
- 九死に一生を得る…ほとんど死ぬかと思われたような危険な状態を脱して、辛うじて命が助かること。
- 焼け石に水…熱く焼けた石に少しばかりの水を掛けても一向に冷めないように、援助や努力の力が僅かでは、効果が上がらないことのたとえ。
ことわざ・故事成語の対策問題
【問1】次のことわざと同じ意味のものをあとから一つずつ選び、記号で答えなさ い。
1 取らぬ狸の皮算用
2 豚に真珠
3 転ばぬ先の枝
4 弘法にも筆の誤り
5 のれんに腕押し
6 三つ子の魂百まで
7 紺屋の白袴
8 忠言耳に逆らう
<語群>
ア 良薬口に苦し
イ 猫に小判
ウ ぬかに釘
エ 猿も木から落ちる
オ 石橋を叩いて渡る
カ 絵に描いた餅
キ 医者の不養生
ク すずめ百まで踊り忘れず
ア 良薬口に苦し
イ 猫に小判
ウ ぬかに釘
エ 猿も木から落ちる
オ 石橋を叩いて渡る
カ 絵に描いた餅
キ 医者の不養生
ク すずめ百まで踊り忘れず
【問2】次の故事成語の意味をあとから一つずつ選び、記号で答えなさい。
1 矛盾
2 蛇足
3 推敲
4 白眉
5 朝三暮四
6 五十歩百歩
<語群>
ア 少しの違いはあっても、本質的には同じであるということ
イ 必要のないものごと
ウ 多数の中にいる優れた人物のこと
エ つじつまが合わないこと
オ 文章をよく考えて練り直すこと
カ 目先の違いにとらわれて結果が同じことに気づかないこと
ア 少しの違いはあっても、本質的には同じであるということ
イ 必要のないものごと
ウ 多数の中にいる優れた人物のこと
エ つじつまが合わないこと
オ 文章をよく考えて練り直すこと
カ 目先の違いにとらわれて結果が同じことに気づかないこと
ことわざ・故事成語の対策問題の解答
【問1】
1 カ
2 イ
3 オ
4 エ
5 ウ
6 ク
7 キ
8 ア
【問2】
1 エ
2 イ
3 ウ
4 オ
5 カ
6 ア
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