中学3年生の数学で学ぶ「二次関数」は、高校数学にもつながる重要な単元です。特に、グラフの形や頂点・軸・変化の割合などの特徴をしっかり理解しておくことが大切です。本記事では、二次関数の基本から応用までをわかりやすく解説し、定期テストや入試対策に役立つ練習問題も紹介します。
2学期中間テスト対策問題
【問1】次の問いに答えなさい。答えは、次の関数の中からすべて選び、記号で答えよ。
(ア)y=-x2 (イ)y=2x2 (ウ)y=-3x2 (エ)y=1/4x2
(1)yの値がつねに0以下である。
(2)グラフが関数y=3x2のグラフとx軸について対称である。
(3)グラフの開きがy=x2 のグラフより大きい。
【問2】次の問いに答えなさい。
(1)関数y=-x2で、xの値が1から3まで増加するときの変化の割合を求めなさい。
(2)関数y=2x2 について、xの値が1から5だけ増加するときの変化の割合を求めよ。
(3)関数y=ax2 で、xが2から3まで増加するときの変化の割合が15であった。aの値を求めよ。
(4)関数y=x2 で、xがaからa+1まで増加するときの変化の割合が7であった。aの値を求めよ。
(5)y=x2 において、xが2からaまで変化したときの変化の割合が5であった。aの値を求めよ。
(6)xの値が2から4まで増加するとき,2つの関数y=ax2とy=5xの変化の割合が等しくなるようなaの値を求めなさい。
(7)関数y=x2でxの値が1から3まで増加するときの変化の割合と,関数y=ax2でxの値が2から3まで増加するときの変化の割合が等しいとき,aの値を求めなさい。
(8)高いところから物を自然に落とすとき、落ち始めてからx秒後までに落ちる距離をymとすると、y=5x2という関係がある。落ち始めてから4秒後までの平均の速さを求めよ。

二次関数のグラフの特徴のポイント

- 原点を通る(頂点は、原点である)
- y軸に対称
- 放物線になる
- a>0のとき、上に開く。a<0のとき、下に開く。
- aの絶対値が大きくなるほど、開きはせまくなる。
- aの絶対値が等しく、符号がことなる2つのグラフの組は、x軸に対称。
二次関数のグラフここで差がつく
たとえば、y=2x2のとき、x<0の範囲では、yは減少し、x>0の範囲では、yは増加する。
1次関数と2次関数のグラフの違い
| 種類 | 1次関数 | 2次関数 |
| 式 | y=ax+b | y=ax2 |
| a | 比例定数(傾き) | 比例定数 |
| b | 切片 | |
| 変化の割合 | 一定 | 一定でない |
| 特徴 | 直線 | 原点を通る |
| 傾き=変化の割合=平均の速さ | y軸に対称 | |
| a>0で右上がり | a>0で上に開く | |
| a<0で右下がり | a<0で下に開く | |
| 平行だと傾きは同じ | aの絶対値が大きくなると開きが小さくなる | |
| 切片はx=0のときyの値 | aの絶対値が同じで符号がことなるとx軸に対称 |
2次関数の変化の割合のポイント
2次関数の場合、変化の割合の公式(変化の割合=yの増加量/xの増加量)を文字で置き換えて解くことによって、もう1つの公式を得るこことができましたね。
y=ax2でxがnからmまで増加するときの変化の割合は、
- 変化の割合=a(n+m)
となる。
変化の割合
- 変化の割合=yの増加量/xの増加量
- yの増加量=変化の割合×xの増加量
ちなみに、1次関数は、直線であり、変化の割合は一定でした。また、傾きの加減で、変化の仕方の様子がわかることから、「傾き=変化の割合」でした。
<例題>
y=2×2でxが-2から5まで増加するときの変化の割合を求めなさい。
<解答>
変化の割合=a(n+m)=2(-2+5)=6
2学期中間テスト対策問題の解答
【問1】
(1)アとウ
(2)ウ
(3)エ
【問2】
(1)-4 (2)14(3)a=3(4)a=3(5)a=3
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