中学2年生の理科では、「動物のからだのつくりと働き」の単元で、ザリガニとイカの体の構造を比較して学びます。足や触手、呼吸のしくみなど、それぞれの体のつくりには特徴があり、入試や定期テストでも頻出の内容です。本記事では、ザリガニとイカの体のつくりをわかりやすく整理し、テストにそのまま出る重要ポイントと練習問題をまとめました。基礎からしっかり確認して得点につなげましょう。
ザリガニの体のつくりとイカの体のつくり

ザリガニとイカはどちらも無セキツイ動物ですが、
体のつくりや運動の仕方、食べ物のとり方には大きな違いがあります。
ここでは、中2理科でよく出る要点をわかりやすくまとめ、
比較して理解しやすいように整理します。
ザリガニのつくりのポイント
- 外骨格というかたい殻で全身がおおわれている。
- 体は頭胸部と腹部からなる。
- セキツイ動物のように、胃・腸・肝臓などの内臓をもつ。
- 水中で生活し、えら呼吸をする。
- あしの内側には筋肉があり、筋肉のはたらきで足を曲げたりのばしたりして動く。
- 体と足に節があるため、節足動物に分類される。
- 大きなはさみ(第一触肢)は、食物をつかむ・身を守るなどに使う。
- 口から食物をとり、胃で一度貯めたあと腸で消化する。
- ふんは肛門から出す。
- ふだんは歩くように移動するが、危険を感じると尾を強く動かして後ろへすばやくにげる。
イカのつくりのポイント
- 体は頭部・腕部・外とう部(胴体)からなる。
- 外とう膜のすき間から海水を取りこみ、ろうとから勢いよく吐き出して噴射の力で移動する(ジェット推進)。
- 胃・腸・心臓などの内臓は、外とう膜の内部で守られている。
- あし(腕)は10本で、うち2本は長い触腕で、食物をつかむのに使う。
- 節のない足で、筋肉を伸び縮みさせて自由に動かせる。
- 腕には吸盤が多数あり、えさをしっかりつかむことができる。
- 口にはくちばしがあり、硬い甲殻類でもかみくだける。
- 体の色を変える色素ほうをもち、敵から身を守る。
- 危険なときには墨を吐いてにげる。
- 骨はなくやわらかい体だが、内部に「甲」とよばれるうすい板がある。
ザリガニとイカの比較まとめ
| 見るポイント | ザリガニ | イカ |
|---|---|---|
| 分類 | 節足動物 | 軟体動物 |
| 骨格 | 外骨格 | 外とう膜でおおわれる(骨なし) |
| 体の節 | あり | なし |
| 足の数 | 10本前後(大はさみ含む) | 10本(腕) |
| 呼吸 | えら | えら |
| 動き方 | 筋肉で足を動かす | ろうとから水を出してジェット移動 |
| 食べ方 | はさみ→口 | 吸盤でつかむ→くちばしでかむ |
軟体動物・節足動物の練習問題(全20問)
◆【基本問題】
(1)体とあしに節がある無セキツイ動物を何というか。
(2)ザリガニの体をおおうかたい殻を何というか。
(3)イカの足には節があるか、ないか。
(4)イカの体の大部分をおおう袋状の部分を何というか。
(5)ザリガニは何呼吸をするか。
(6)イカが勢いよく海水を吐き出す器官を何というか。
(7)ザリガニの体は「頭胸部」と何からできているか。
(8)イカの内臓は何につつまれているか。
(9)イカの足についている、食物をつかむためのものを何というか。
(10)ザリガニのはさみは、何のために使われるか。
◆【やや難問・応用問題】
(11)ザリガニの体や足に節がある理由を答えよ。
(12)節足動物はなぜ外骨格をもつのか、簡単に説明せよ。
(13)イカが「ジェット推進」で動くしくみを説明せよ。
(14)イカの足が10本あるうち、特に長い2本を何というか。
(15)イカが敵から身を守るために出すものは何か。
(16)ザリガニが後ろへすばやくにげるときに使う体の部分はどこか。
(17)外骨格はかたいが、成長するには何をしなければいけないか。
(18)イカの体の色が変わるのはどんな器官のはたらきによるか。
(19)ザリガニとイカのどちらにも共通する呼吸の方法を答えよ。
(20)ザリガニとイカの移動方法の最も大きな違いを簡潔にまとめよ。
軟体動物・節足動物の練習問題の解答
(1)節足動物
(2)外骨格
(3)ない
(4)外とう膜
(5)えら呼吸
(6)ろうと
(7)腹部
(8)外とう膜
(9)吸盤
(10)食物をつかむ・身を守る
(11)節があることで体を曲げたり動きを細かく調整できるため。
(12)体を保護し、水中や陸上で支えとして必要だから。
(13)外とう膜から水を吸いこみ、ろうとから勢いよく吐き出すことで反対方向に進むため。
(14)触腕(しょくわん)
(15)墨
(16)尾(腹部の尾節)
(17)脱皮
(18)色素ほう
(19)どちらもえら呼吸
(20)ザリガニは足の筋肉で歩くが、イカは水を吐き出してジェットの力で進む。
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