【中1理科・状態変化】パルミチン酸の加熱実験の温度変化を解説|固体から液体への変化と練習問題

パルミチン酸の加熱実験テストアイキャッチ画像 中学理科
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中学1年生の理科で学ぶ「状態変化」の中でも、パルミチン酸の加熱実験はテスト頻出の重要実験です。固体のパルミチン酸を加熱すると、ある一定の温度でしばらく温度が変わらなくなる「融解(ゆうかい)」の様子が観察できます。このときの温度変化をグラフで読み取る問題や、状態の変化を説明する問題がよく出題されます。本記事では、パルミチン酸の加熱実験の流れや温度変化のポイントをわかりやすく整理し、理解度をチェックできる練習問題も用意しました。

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パルミチン酸の加熱の温度変化

  • 融点…個体の物質が液体になるときの温度で、物質の種類によってきまっています。(例)水0℃、パルミチン酸63℃
  • 沸点…液体が沸騰するときの温度で、物質の種類によってきまっています。(例)水100℃、エタノール酸78℃
  • 純粋な物質…1種類の物質からできているもの。
  • 混合物…いろいろな物質が混ざっているもの。

純粋な物質のポイント

純粋な物質では、パルミチン酸の温度変化のように、ほとんど温度の変化が見られない部分が出てきます。

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パルミチン酸の加熱実験の練習問題

次の図は、固体のパルミチン酸をゆっくり加熱したときの、加熱した時間と温度の関係をグラフにしたものです。次の問いに答えなさい。

(1)グラフのA~Cの点では、パルミチン酸はどのような状態だったといえるか。次の記号から選びなさい。
アすべて固体 イ固体と液体 ウすべて液体 エすべて気体

(2)パルミチン酸が液体になり始めた温度は、次のうちどれか記号で選びなさい。
ア約2分後 イ約7分後 ウ約11分後 エ約17分後

(3)パルミチン酸が融点に達したとき、体積はどうなるか。

(4)加熱してもパルミチン酸の温度がほとんど変化していない状態の部分がありますが、このような物質は、なんとよばれるか答えよ。

パルミチン酸の加熱実験の練習問題の解答

(1)Aア Bイ Cウ

(2)ウ

(3)増加する (水以外の物質は、固体<液体<気体の順で体積は増加する)

(4)純粋な物質

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