神里達博による『フロン規制の物語』は、地球環境問題に人類がどのように向き合い、国際的な協力を進めてきたかを描いたノンフィクション作品です。中学3年生の国語教科書(三省堂)に掲載されており、定期テストでは「地球温暖化」「オゾン層破壊」「国際協調」などの理解を問う問題がよく出題されます。この記事では、『フロン規制の物語』の内容をふまえた読解練習問題と解答を掲載。テスト前の総復習や記述問題対策にぜひ役立ててください。
フロン規制の物語|定期テスト練習問題
教科書のフロン規制の物語を読んで、後の問いに答えなさい。
問1(選択)
『フロン規制の物語』の著者は誰ですか。次のA~Dより適当なものを1つ選びなさい。
A. 夏目漱石 B. 神里達博 C. 三好達治 D. 谷川俊太郎
問2(選択)
本文で扱われているフロンとは、主にどのような用途に使われていたものを指しますか。次のA~Dより適当なものを1つ選びなさい。
A. 農薬 B. 冷房・冷凍機器(冷媒) C. 医薬品 D. 建築材料
問3(選択)
「杞憂(きゆう)」という語が使われる文脈に最も合う意味を選びなさい。
A. 実際に起こる危機 B. 取り越し苦労 C. 効果的な対策 D. 迅速な対応
問4(記述)
本文の冒頭近くで、「科学を社会の中でどう生かすか」がひとつのテーマであると書かれています。これはどういう意味でしょうか、簡潔に80字以内で書きなさい。
問5(選択)
次のうち、本文で挙げられているフロン規制の国際的枠組みに関するものはどれですか。次のA~Dより適当なものを1つ選びなさい。
A. パリ協定 B. モントリオール議定書 C. 京都議定書 D. コペンハーゲン協定
問6(選択)
本文の中で、代替フロン(HFCなど)がもたらした新たな問題として挙げられているものは何ですか。次のA~Dより適当なものを1つ選びなさい。
A. 高コスト化 B. オゾン層破壊 C. 強い温室効果 D. 毒性の増加
問7(記述)
筆者は、科学技術・政策には「限界」があると述べています。なぜそのように言えるのか、あなたの言葉で60文字程度で説明しなさい。
問8(選択)
本文の主張に最も近いものを選びなさい。
A. 科学は万能であり、常に正しい答えを示すものだ。
B. 環境問題は理論だけで解決できる。
C. 科学・技術と社会・価値観は相互作用しながら進展すべきだ。
D. 規制を強めることだけが正解である。
問9(語句)
次の用語の意味を本文の内容をふまえて答えなさい。
① 杞憂 ② 規制 ③ 排出抑制 ④ 代替フロン ⑤ オゾン層
フロン規制の物語|定期テスト練習問題の解答
問1 B. 神里達博
問2 B. 冷房・冷凍機器(冷媒)
問3 B. 取り越し苦労
問4
「科学を社会の中でどう生かすか」とは、ただ理論を追究するだけでなく、社会や環境の現実と調和させて、政策や制度、生活に役立てていくことを指している。
問5 B. モントリオール議定書
問6 C. 強い温室効果
問7
科学技術や政策は、予測できない影響や副作用を伴うことがあり、すべての問題を一義的に解決できるわけではないという限界があるから。
問8 C. 科学・技術と社会・価値観は相互作用しながら進展すべきだ。
問9(例)
① 杞憂:あまり根拠なく心配すること、取り越し苦労
② 規制:法律や制度によって、ある行為を制限したりルールを設けたりすること
③ 排出抑制:有害物質(この場合フロンなど)を出す量を制限・削減すること
④ 代替フロン:従来のフロン(オゾン層破壊性のあるもの)に代えて使われる、破壊性が小さいまたは異なる性質を持つ冷媒ガス
⑤ オゾン層:成層圏にあるオゾン分子の層で、紫外線を吸収して地球の生命を保護する役割を持つ
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