中学社会では、日本と中国の関係について古代から現代まで幅広く学びます。遣隋使・遣唐使に始まり、元寇、日清戦争、戦後の日中関係など、重要な歴史的出来事が多数登場します。本記事では、日中の関係の歴史を時代ごとにわかりやすく整理し、定期テストや高校入試に役立つポイントをまとめました。日中の交流や対立の流れを理解して、確実に得点につなげましょう!
日本と中国の関係の歴史まとめ表(中学社会向け)
それでは、大きな流れをみていきます。
| 時代区分 | 主な出来事・関係 | 補足・キーワード |
|---|---|---|
| 古代 | 【遣隋使(607年)】 | 小野妹子が隋に派遣。聖徳太子の国書「日出づる処の天子」。 |
| 【遣唐使(630年~)】 | 唐の文化・制度を導入(律令制度・仏教・漢字など)。阿倍仲麻呂も有名。 | |
| 中世 | 【元寇(1274・1281年)】 | モンゴル帝国(元)による日本侵攻。鎌倉幕府が防衛。神風伝説。 |
| 【日明貿易(勘合貿易)(1404年~)】 | 足利義満が明と正式な貿易を開始。勘合符を使用。 | |
| 近世 | 【鎖国と中国】 | 中国(明・清)との貿易は長崎の唐人屋敷で限定的に行われた。 |
| 【朱子学の伝来】 | 儒教思想が幕府政治に影響(礼儀・秩序重視など)。 | |
| 近代 | 【日清戦争(1894年)】 | 日本が勝利し、下関条約で台湾などを獲得。清の衰退。 |
| 【義和団事件(1900年)】 | 日本も列国とともに清に出兵。列強の中国支配が進む。 | |
| 現代 | 【日中戦争(1937~1945年)】 | 盧溝橋事件をきっかけに全面戦争。中国民衆の抗日運動も。 |
| 【日中共同声明(1972年)】 | 日本と中華人民共和国が国交正常化。田中角栄首相訪中。 | |
| 【日中関係の発展】 | 経済交流・観光・文化交流が拡大。政治的対立も一部あり。 |
(1)中国:三国時代 日本:弥生時代
- 57年:後漢の光武帝より、奴国が金印を授かる
- 239年:魏より、卑弥呼、親魏倭王の印授・銅鏡を受ける
(2)中国:隋 日本:飛鳥時代
600年:第1回遣隋使派遣。2回目には小野妹子を派遣 (推古天皇、聖徳太子が活躍している時代)
(3)中国:唐 日本:弥生~奈良時代
630年:第1回遣唐使を派遣。唐の制度や文化を日本に持ち帰る。のちの天平文化につながる。
(4)中国:宋 日本:平安・鎌倉時代
平清盛が太政大臣として政治の実権を握り、日宋貿易をおこなう。(大輪田泊<今の神戸>の整備、宋銭の導入、絹織物・陶磁器の輸入)
宋の文化は、禅宗の僧侶たちによって伝えられ、鎌倉文化にも影響を与える。
(5)中国:明 日本:室町時代
室町3代将軍足利義満のとき、明との勘合貿易を行う。
(6)中国:清 日本:明治時代
- 1894年:日清戦争で勝利(朝鮮をめぐり清と対立)
- 1895年:下関条約(清が日本に・朝鮮の独立を・台湾、遼東半島の割譲・賠償金約3億などを認めさせる。ただし、のちに、三国干渉により遼東半島は返還)
(7)中国:中華民国 日本:大正時代
1915年:中国に二十一か条の要求を行うもワシントン会議で権益返還。
※このあたりの時代、連戦連勝で、すごく日本は調子にのっていたと思われます。いきなり、21個も要求するのでなく、3つぐらいにしておけば、また状況は変わっていたかもしれません。世界を見渡せば、第1次世界大戦で、各国は疲弊しており、日本が世界を征服する千載一遇のチャンスだったと軍部はとらえていたという記録が残っています。
(8)中国:中華民国 日本:昭和時代
- 1931年:満州事変
- 1937年:日中戦争(戦争が長期化し、日本は、アジアから孤立。ABCD包囲網(アメリカ、イギリス、中国・オランダ)にかかり、日本は、アメリカとの戦争を決意し、太平洋戦争へ)
(9)中国:中華人民共和国 日本:昭和時代
- 1972年:日中共同声明
- 1978年:日中平和友好条約
コメント
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